【BBC】 日本を憎んでいた戦闘機パイロット、今ではそれが愛に(日本語字幕)

【BBC】 日本を憎んでいた戦闘機パイロット、今ではそれが愛に(日本語字幕)


京都の古いお寺で、91歳のジェリー・イエリンさんが
奥さんに別れを告げています けれども70年前のジェリーさんはこの国に
戦闘機のパイロットしてやってきました 人を殺すために 硫黄島発の最初の爆撃飛行の
空中護衛を担当したんです 陸上戦闘機の最初の任務は
1945年4月7日でした 僕の戦闘機は高い高度を飛んでいて
B29爆撃機が地面に炎で四角を描くのを見ていました 続いてほかのB29がその四角の中に
爆弾を次々と落とすんです 小さな炎が大きい炎になって
しまいに煙が僕の飛んでいた高度まで上ってきました 上空1万8000フィートとか2万フィートの高さまで 炎の熱にあおられて
色々な破片も飛び上がってきました その間ずっと僕は地上には人間がいるだなんて
一度たりとも思いもしなかった 地上にいるのは日本人で、化け物だと思ってた
ともかく人間じゃないと それでもここで自分のやったことは
ジェリーに深い心の傷を残しました 普通の生活が送れなくなったのです 30年間、悪夢を見続けました
人生になんの目的もなかった 殺し方を学んでしまったので
殺し方を一度身に着けると それは何かの訓練で消すことができないんです 35年にわたりジェリーさんは
日本を憎む気持ちを捨てられませんでした けれども1983年に妻がついに
日本に旅行してみようと説得したのです それで1983年10月に妻と一緒に日本に来たんです
銀座の高層ビルを見上げて、上空にB29を見ました B29が爆弾を落としているのを見ました
僕の上に 気分が良いものでは決してなかった ジェリーはすっかり人が変わって帰国しました 憎しみは強い関心に変わり、それはやがて
……愛情に変わりました 1984年には息子のロバートさんが
英語教師として日本を訪れ 以来ずっと日本で暮らしています いまは2015年です そして僕には日本人の孫が3人います 私たちは全員、この世の人間として
一緒なんです 僕は心の中に平安を見つけました
子供たちのおかげで 65年間連れ添った妻のヘレーンが
6月23日に亡くなりました 妻は日本を愛していました だから火葬にした遺骨の半分を持ってきたんです
半分を日本に残していくつもりです 僕には生きる使命があります 日本の孫たちと同世代の若者に
語り続けるという使命が 戦争の現実を。戦争の恐ろしさを
信念のために他人を殺すとはどういうことかを 自分たちは全員
生命のリベット(鋲)なんだと教えなくては 僕たちひとりひとりが一緒になってこの惑星を
ひとつにつなぎあわせているんです お互いを人間として見なくてはならない こういう相手だろうという思い込みではなく
人間として互いを見なくては。全員が

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19 thoughts on “【BBC】 日本を憎んでいた戦闘機パイロット、今ではそれが愛に(日本語字幕)”

  • イエリンさんには悪いけど形容しがたい怒りに似た感情を覚える。
    この感情は国民として根深いものなのかもしれんがとにかく爆撃したその人が数十年後に「許した。今は好きだ」と言っても
    正直腹立たしい。何がと言う訳ではないが。戦争によって得た心の傷は生きている間に消えるといいですね

  • フルーツぶどう says:

    欧米白人の戦中民間日本人にした事、極悪非道の日本人に対する機銃掃射、焼夷弾や絨毯爆撃広島長崎の原爆投下はアジア人蔑視これこそ本当の差別である!日本人はこれを忘れては成らないし、肝に銘じておくべき!

  • 戦争で傷を負い、かつての敵国に骨を埋めようと考えるほどに真摯に戦争と向き合い、人種ではなく人間愛を持って欲しいと訴える人に、アメリカ人は日本人を差別していただのアメリカが悪いだの言う現代の日本人もどこか人間性を置き忘れているような気がする。

  • な〇えもん says:

    世界は未熟だった。そしてこれからも。我々の闘いが無意味になるその日まで語り継ごう。

  • 時には過去について振り返り、学ぶことも大切です。しかし、今は未来に平和を作っていくための努力が大切だと思います。
    過去の日本やアメリカを恨んだり、憎んだりしても過去は変わるわけではないので😢

  • 宮永咲大好き says:

    戦争の恐ろしさ信念の為に他人を殺すことはどういうことかを、信念を持って戦ったから日本人は民間人及び民間施設の攻撃は極力避けてきたんだろ。
    抵抗出来ない民間人や捕虜を殺しても、何の武勲にもならない、むしろ心の傷になるだけだと日本人は知っていたんだよ。
    それに力ある者と戦って勝つ事こそ誉である。お互い信念の為死を覚悟して戦っていると思えば誇りが持てる。

  • その当時戦争を経験してもない人間がアメリカはこんなことをしただの日本はこんなことをしただの言ってることが多いがお前らはまた戦争でも起こす気なのか?と疑問に思う。過去にどんな戦争が起こってどこが勝ったとかを教えるのではなく、どのような過程があって戦争が始まったのかを教えるべきだ

  • いかに戦争というものが無意味で虚しいか。ただ降りかかる火の粉は振り払わないといけないけど。

  • アメリカ政府も軍も、他の国々と同様、当時は敵国の人間を憎むように、敵国民は人ではないというように洗脳していたのだ。多くの戦中派はその呪縛からなかなか逃れられないでいるが、イエリン氏はその呪縛から自らの力で逃れたといえよう。

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